彼らに共通しているのはパガニーニの常動曲を録音しているということです.これは4分30秒という長い間息継ぎなしで(原曲はヴァイオリンですが・・・)吹きつづけるというものです.
循環呼吸が比較的一般化されている楽器はフルートです.
とくに特殊なコントラバス・フルートやそれよりさらに低い音の出るフルートでは循環呼吸を用いずに楽器を吹くのは困難だそうです.
具体的な吹き方ですが,非常に単純で口の中に空気をため(このときほっぺたが膨らむ),その空気を押し出して楽器を鳴らしながら同時に鼻から息を吸う,というものです.
ゆっくりとした息のスピードでこれをすることはそれほどむづかしいことではありませんが,楽器がきちんと鳴るぐらいのスピードで口の中の息を押し出すことは結構大変です.さらに,そのあと肺から再び空気を出すときに生じるクッというつなぎの音も無くすのがむづかしいです
循環呼吸は便利なテクニックではありますが,それに伴ってやりすぎるとフレーズ感が無くなるという批判もあります.