ドイツ周辺において、テナー・ホルンというと、それはオーヴァルタイプ(卵型)のユーフォニアムのことをさします。
3つのロータリーがついており、ミラフォン、チェルベニーなどにその製品があります。
イタリアでもよく用いられているようです(ミードのイタリアでの写真にはアップライトとオーヴァルのひとが半々くらいで写ってました)。
ロータリーが4つのものはバリトンと呼ばれているようですが、これらの呼称も混ざっていて、
明確に使い分けされていないのが現状です。
ヨーロピアン・シャンク(中細管)が使用されているのでしょうか
、この間ebayでみたのはたしかヨーロピアンシャンクでしたが・・・。
形がよく似ているので、たまに、ヴァーグナー・テューバと間違えられてオークションに出ていることもあります。
このタイプの楽器は日本においては一般的ではありませんが、使用されている曲としては
マーラーの第7交響曲があります。
この曲には冒頭部分にBb Tenorhornと指定されているソロがあり、おそらくこの楽器を意図して
作曲されたと思われます。
下に掲載したのは、4ロータリーのバリトンです。

タインのバリトン(メーカーの表記ではテナーホルン)
index