今、現在演奏に使われているコルネットはトランペットとほぼ同一の形をしています。
普通のトランペットの長さをちょっと短くしたようなイギリス・スタイルのショート・タイプと、 トランペットとほとんど変わらないアメリカ・スタイルがあります。
CornetもEuphoniumと同様にアドルフ・サックスの制作した 金管楽器群であるサクソルン類に類似種を見いだすことができます。
サクソルン・コントラアルトという名前の楽器が現在のコルネットと同ピッチの楽器です。 管の形がサクソルンの特徴である円錐形をしており、 円筒形であるトランペットよりもより柔らかい音色を出すことが できます。 原型となったのは1825年にショットが作ったトランペット型のものだとされています。 一部のコルネット(イギリスでソプラノ・コルネットと呼ばれるもの)には引き出し式のチューニング法が取り入れられ、 この点ではフリューゲル・ホルンににています。



これと同じ名前を持つコルネットまたはツィンク(Zink)と呼ばれる楽器は、A.D.700年頃ペルシャで生まれました。 それは、短い動物の角にいくつかの指孔をつけた楽器であった。のちに、ヨーロッパに入ってきてからは、動物の角ではなく 木や象牙の管が用いられました。これは「曲がったコルネット」とよばれ、フランスのcornet à bouquin、ドイツのKrummer Zinkがそれに当たります。 小型のコルネットはcornettinoあるいはkleinzinkと呼ばれ、16世紀には大型のコルネットであるcornon、corno torto、ドイツ名 Grosszinkがあって、それはのびたS字型をしていました。 また、数は少ないがcornetto dirittoあるいはGerader Zinkと呼ばれるまっすぐなコルネットもありました。 この楽器は、マウスピースが上端をくりぬいて作ってありまし(曲がったコルネットは上端にマウスピースを差し込む、現在の金管楽器と同じ)。 柔らかい音色を持つこの楽器であったが、演奏が難しかったので17世紀のはじめには使われなくなってしまいました。
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