これはYAMAHAのBaritoneの写真です。Euphoniumによく似ていますが、よく見ると所々違う点があります。
全体的にEuphoniumより少し小さく見えますが、それは管がEuphoniumより細いことと、管の巻き方が異なるせいだと思われます。
音程はユーフォニアムと全く同じなので管の長さは同じです。
音はEuphoniumよりも明るい感じのする音が出ます、金管バンドではEuphoniumとともに欠かせない存在です。
今でも吹奏楽の楽譜にはEuphoniumの担当するパートにbaritoneと書いてあるものが多数ありますが、
実際にbaritoneを使用することはきわめてまれです。 アメリカでは一般的にバリトン=ユーフォニアムとなっているので、このようなことになります。
その楽譜はin Bbでかつト音記号のものがBaritoneT.C.、in Cでヘ音記号のものがBaritoneB.C.です。
たいていの吹奏楽の曲にはこの2種類の楽譜が同梱されていますが、内容は全く同じである場合がほとんどです。
アメリカではフロントベルまたはフロントアクションのものをバリトンと呼んでいた時代もあります.ホルトンのファルコーニ・モデルや,コーンのコンストレーションなどはその代表といえるでしょう.
イギリスでは金管バンドの存在があるためバリトンとユーフォは完全に別個の楽器として用いられているようです.また,吹奏楽作品においてもバリトンの楽譜がユーフォと違う動きをしているものなど(グレインジャーの「リンカーンシャーの花束」など)で,その傾向が読み取れるものもあります.
ヨーロッパの一部ではピストン・ヴァルヴのものをユーフォニアム、ロータリー・ヴァルヴのものをバリトンと呼んで区別しているようです(マイネル・ウェストン)。 ドイツのテナーホルンとバリトンの関係のように,ヴァルヴの本数で区別する場合もあるようです.