創始者のバックがニューヨークに事務所を構えたのが1918(1919)年.
そこからが一般に出回っているマウスピースです.
その前にも当然作っていたようですが,どんなものだったかはよくわかりません.
ニューヨーク,マウント・ヴァーノン,エルクハートと工場が移り,そのたびにロゴが変わったようです.
最もよく使われているマウスピースでありながら,あまりその実態は知られていません.
<ニューヨーク バック>
1918年から1953年まで製造されたマウスピースです.
Vincent Bach New Yorkのロゴ. ヴィンセントバックの仲の良い友人にために作られていたものだけに、仕上げが美しいモデルといわれる.
たまに,オークションなどに出る古い楽器についていたりする.
<Mt.Vernon>
1953年から1965年に製造されたモデルです.
Mt. Vernon NYのロゴ 現在でも,これをコピーしたマウスピースが出回っています.
ボブ・リーブス,ティルツのBAKOなど.
<バック(ドットなし)>
エルクハート初期に製造されたモデルです.Vincent Bachのみのロゴが特徴です.
リム,カップがマウントバーノン・バックに近く,現行モデルとは違うようです.
バック(旧ロゴ)
現行のバックのロゴより小さいロゴで刻印されています。1965年以降の製造です。現行のバックとはリムが微妙に違います。
バック(現行)
最近出回り始めました.
細い刻印で.文字も大きいです.どこぞの国でOEM生産をやっているという話を聞きます.精度が悪いという説と,精度がいいという説に分かれるようですが,どちらの人も昔のほうが良かったといいます.謎です.